suzuki takayuki 2010 AUTUMN/WINTER COLLECTION " 旅する人 "

 


suzuki takayuki (スズキ タカユキ) 2010 A/W SEASON - BRAND Q&A


Q1. まず、2010年秋冬シーズンのテーマを詳しく教えてください。このテーマを選んだ理由は?

[旅する人]

生きて行くことは永い旅をしているようなものだと感じています。
旅は、職業、人種、性別、年齢などを超えて、ただ存在しているという、ありのままの人の姿を浮かび上がらせます。
そんな人としての本質的な存在感のある人たちに、服を着せたいと思いこのテーマを選びました。


Q2. 今シーズンはどんな新しいことに挑戦しましたか?

[世界は、本質的に男と女がいて、その二つがそろってはじめて一つのものとして存在している]
という考えの下、今回はwomen's,men's共に同じテーマ、コンセプトで服を造りました。

また、人としての本質的な存在感のある人たちに、服を着せたいという思いから、台湾の土着的な民族の方が多く住んでいるTaitungという土地に赴き、現地の方に協力していただき、その方々のエネルギーを感じて、その場で布をアレンジして服を造ったり、スタイリングをしたりして撮影をし作品集を作りました。
僕の服という、その場においてはリアリティーのないものを着せていながら、全体として新しい世界、新しいリアリティーを創って行くという、今回のテーマにあわせた実験的な表現での発表をしました。


Q3. 今シーズンのファブリック選びについて教えてください。

土着的な力を感じさせる表情の強い生地や糸、民族的なイメージを象徴する柄のドビー織生地、精神的なあたたかさと柔らかな肌触りを感じさせる起毛素材 など


Q4. あなたのクリエイションにおいて、色(カラー)に対するこだわりを教えてください。

ディティールや素材感を出来るだけ強く感じていただけるように、色に関しては制限をしていて、極力ニュートラルな色、例えば黒や生成り(白はすごく攻撃的で強く感じているので、、、)、グレーなどの色を中心に使用しています。
ただし、細かい範囲での調整は毎シーズン行っていて、今回は土着的なエネルギーとあたたかい雰囲気を感じて欲しいと考え、黒の色を少し墨黒よりに調整したり、生成りの色を濃くしたりしています。


Q5. 特に思い入れのあるアイテムを3つ選ぶとすれば?それらを選んだ理由は?

long shirt・・・様々な年代の細かなディティールをバランスよく取り入れ、フォーマルな雰囲気を残しながらも、やわらかく、ちからの抜けた仕上がりにつくり上げている点を気に入っています。

knit bolero・・・ヤギの原種であるジャコブの毛を出来るだけそのままの状態で使用し、その粗雑で荒い特徴を活かしてざっくりと仕上げました。片方しか無い袖など、特徴のある形も気に入っています。

charm necklessⅡ・・・楔の形をかたどったネックレスで、今回のテーマにもつながるメッセージを刻み込んでいます。[生と死、喜びと悲しみは、荘厳にして一つである]という昔から僕が大切にしている言葉です。


Q6. 今回のルックブックで特にこだわったところは?

アジアでもヨーロッパでもなく、全てを融合した新しい世界の雰囲気が出るように、スタイリングにこだわりました。


Q7. 展示会で、バイヤーから評価の高かったアイテムについて教えてください

work jacket・・・使い込んだ質感を表現するための加工と、柔らかな(サンドベージュ)風合いのグラデーションが人気の高かったアイテムです。


Q8. 今後チャレンジしたいことはどんなことですか?

人間って本当に複雑で、最高に面白いと思っているのです。
そんな人間の本質に迫る、表現と服づくりを目指して行きたいです。


Q9. 最後に、今後のJAMOOLに期待することは?

国内の情報から海外の情報まで、常に新しいクリエイションを発信していって頂きたいです


 

suzuki takayuki スズ

キ タカユキ

suzuki takayuki (スズキ タカユキ)

Designer

スズキ タカユキ 

1975年愛知県生まれ。東京造形大学在学中に友人と開いた展示会をきっ かけに映画、ダンス、ミュージシャンなどの衣裳を手がけるようになる。2002‐03AW からsuzuki takayuki として自身のブランドを立ち上げる。

2007年3月 2007‐08AW collectionより東京コレクショ ン参加。

The design philosophy

「時間の経過」をコンセプトとし、実験的なアプローチとリアリズムが同居する上質なワークウェアを 目指す

suzuki takayuki (スズキ タカユキ)取り扱い店

suzuki takayuki placed (東京)

tel : 03-6416-9933
http://suzukitakayuki.com/

ALLOYD (愛媛)

tel : 089-913-1533
http://alloyd.main.jp/

EM (京都)

tel : 075-213-2252
http://www.mindtrive.com/

Jundelieca (大分)

tel : 097-534-5351

RECORD (東京)

tel : 03-5458-6988

GLAICE (ZOZOTOWN) (WEB)

http://zozo.jp/shop/glaice/

Arslonga (熊本)

tel : 096-322-1889
http://ameblo.jp/fashionholic/

Equipment (愛知)

tel : 0564-65-7227
http://www.eq-okazaki.com/

MUSEUM OF YOUR HISTORY (京都)

tel : 075-231-1788
http://www.riang.jp/

RICO (東京)

tel : 03-5456-8577
http://www.rico-tokyo.jp/

cynic. (栃木)

tel : 028-651-0580

ISETAN MEN'S (東京)

tel : 03-3352-1111
http://www.isetan.co.jp/

peau de l'Ours (北海道)

tel : 011-271-1159
http://peau-de-lours-mens.blogspot.com/

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