December 1, 2008
嗜好品は、贈る相手の好みが分からないと選ぶのが難しいもの。
日頃どんなお酒を飲んでいるか、淡麗か濃醇か、甘口か辛口か、冷やかお燗かなど、情報は多いほうが良いですが、自分のために選んでくれたと思ったら、悪い気はしないはず。
なので、できる限り飲んでおいしいと思ったお酒を贈りましょう。せっかく贈るからには、「お口に合うか分かりませんが、おいしかったので、ぜひ飲んでもらいたくて」とか言えた方が良いですから。
お酒選びのポイントは、普段あまり飲む機会のないもの。
そういう意味では、全国規模の日本酒のコンクール、「全国新酒鑑評会」の入賞酒や金賞受賞酒というお墨付き銘柄も選択肢。多少高かったりはしますが。
ただ、何といっても贈り物。ラベルに大吟醸とある方がおめでたさアップです。
注意すべき点は、贈ったお酒は、いつどういう状態で飲まれるか分からないこと。保存の難しい生酒は危険です。
お酒を買うお店も、直射日光が当たる所に商品が並んでいたり、暖房のきいた売場に平気で置いているような店は避けるべき。
さあ、あとは自分の舌を信じてお酒を選ぶのみ。
「玉乃光 純米大吟醸 有機肥料使用 備前雄町100%」は、手間暇かけ、有機肥料のみで栽培された最高級の備前雄町を、贅沢に45%精米。原料米の差は味わいに明確に現れます。
程よく上品なフルーティーな香り。口中に広がっていく、米本来の甘味がぎゅっと凝縮された、旨味や酸味などがバランス良く含まれた、奥行きとキレのある旨さ。12カ月貯蔵されてコクも充分。そして、舌にほんのり残る余韻がまた良し。
冷やしても、ぬる燗(40度くらい)でも楽しめるので、食中酒として、年末年始のご馳走相手にも大活躍間違いなし。やや辛口の、これぞ上質な「味吟醸」と呼べる純米大吟醸。
普段はそれなりのお酒を飲んでいる人でも、高いお酒ばかり飲んでいる人でも、おいしく飲めるはず。日本酒好きなら、今年も一年頑張った自分へのねぎらいも兼ねて、一度飲んでみるべし。
備前雄町シリーズには、「純米大吟醸 備前雄町100%」と、「純米大吟醸備前雄町100% 長期貯蔵」もあり。こちらもお薦め。
Text/Akihiko Nishio
発売元/都鶴酒造株式会社
発売元/玉乃光酒造株式会社
価格/720ml 4200円、1800ml 10500円
種別/純米大吟醸
原料米/有機肥料栽培備前雄町100%
精米歩合/45%
日本酒度/+4
アルコール度/16.7%
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