PHOTOGRAPHER KOZUMI HIGAKI / コズミ ヒガキ
May 26, 2010
JAMOOL編集部が注目するクリエイターを特集。
作品を通して彼らの想い・考え・志向性に迫る。
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KOZUMI HIGAKI / コズミ ヒガキ
2004年立命館アジア太平洋大学在学中にアイルランドにて写真を学ぶ。
帰国後2007年から文化出版局スタジオ勤務。
2010年独立。
TEL : 090-6894-7837 (Direct Booking)
URL : http://www.kozumihigaki.com/
- CREATORS Q&A
- Q1. 写真家になった理由・きっかけは何ですか?
- 小学校のとき初めて親のレコードをこっそりかけた時がありました。ジェームス・テイラーというシンガーソングライターだったのですが、彼が来日したとき父親とライブにいきました。本当にすばらしいライブでしたが曲が進んでいくと同時に終わりが近づいてくる事にとても心が痛みました。この瞬間が永遠に続いたら思ったのですが、いつか終わるから美しいのだとも感じていました。生きるいうことは同時に死につつあるのにそれに気付かず時間を浪費している自分がいて、それを思い起こさせるように写真を撮っているのだと思います。自分にとって写真を撮るということはメメント・モリ(死を想え)を実践している瞬間です。二度と戻らない瞬間を記録して確認するという作業に魅かれました。ファッション写真でもそれは同じ事です。意図してつくった世界でもその瞬間がその時だけのものという事にかわりはありません。
- Q2. 写真のどういうところに魅力を感じますか?
- 最初の質問でほとんどまとめてしまいましたが、自分にとってはその瞬間の美しさをみせてくれる一方で時間、空間、見る人が変わるとその写真の意味が変わる事も魅力です。映像等のメディアと違って多くの事を語らないところが写真の魅力につながっていると思います。
- Q3. ご自身の写真のオリジナリティはどんな部分にありますか?
- あまり意識はしていませんが色味、光、それとドラマ性だと思います。その時に感じた色や光の印象を再現するようにしています。ありのままの世界ではなくて、その時の感情や感覚によって移り変わる印象としての世界の再現です。
- Q4. 撮影する際に特に意識していることは?
- 撮影前に概念化しないこと。抽象的に対象を捉えないように気を付けています。最低限の決まり事としてのテーマだけをもって、撮影していくようにしています。撮影前にテーマをしぼりすぎないことが重要です。ただ最良のだと考える選択をして、編集段階で概念化し自省します。もちろん仕事によっては事前のコンセプトの比重が大きくなることはあります。仕事はチームワークですからなるべく共通理解をもって撮影にのぞむ事も重要です。
- Q5. これまでの撮影で最も印象的なものを3つ挙げるとしたら?選んだ理由は?
- 正直全ての撮影が印象に残っています。楽だった撮影なんてありませんから。ただ本当に強い被写体に対して特別な思いを持つことはあります。被写体の世界に引き寄せられる瞬間です。そういった出会いには本当に感謝しています。
- Q6. 特に好きなジャンルの写真は?その理由は?
- 映画のスチール写真、少数民族等の記録写真、ダンサーの写真です。映画のスチールは前後のストーリーやドラマ性があって特に好きです。民族の記録写真は背景に文化、生活があって想像がかきたてられ見ていて飽きません。レニ・リーフェンシュタールやクーデルカ等。ダンサーの写真には瞬間の美しさを感じます。息づかいまで伝わってくるような緊張感が好きです。
- Q7. 写真家として影響を受けたヒト・コト・モノはどんなものですか?どういう部分で影響を受けましたか?
- 挙げていけばキリがないですが、旅が好きだったので36カ国を周ったことはいい経験になったと思います。それこそありとあらゆる価値観をもった人にあってぶつかったりもしましたし、無知で自分の考えがはっきり言えない事に腹がたった事が多かったです。チームで仕事をしていく以上はイメージを共有するためにも無知ではいけないと感じています。何でも吸収するどん欲さが必要です。りんごを知らない人にりんごを口で説明するのは難しい事です。
- Q8. 死ぬまでに絶対撮ってみたい対象は?それはなぜですか?
- まだわからないですが、これが撮りたかったんだと思えるような写真が一枚でも撮れたら本当に幸せです。きっとあとから気付いて後悔するんだと思います。
- Q9. 最近のマイブームは何ですか?
- 風呂。今住んでいるところの風呂は自然光がきれいに差し込んで本当に気持ちいいです。テーブルをおいて本、雑誌を用意して、i-podをスピーカーにつないで音楽をかける。天国です。引っ越してもお風呂にはこだわりたいです。
- Q10. 最近お気に入りの音楽・映画・本・アート等はありますか?
- Billy Wilder, James Taylor, Sigur RosとそのPV, Rebecca Horn, 石岡瑛子
- Q11. 今、一番欲しいものは何ですか?
- どこでも好きなだけ滞在できるビザ。
- Q12. 今後の取り組み・お知らせなどあればどうぞ。
- パリにいく予定です。日本と行ったり来たりしようと思ってます。
- Q13. 最後に、今後のJAMOOLに期待することがあれば教えてください。
- これだけの内容のあるファッション情報サイトはかなり少ないと思うので、独自性を維持しながら内容の濃いサイトであり続けてほしいと思います。自分もWebのコンテンツの仕事が増えてきているのでWebにあった見せかたを提案していきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
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JAMOOLに集う様々なクリエーターが、彼らの作品を通じて、互いに刺激を与え合う。
ここから、新たなコラボレーションを生み出していきたい。

