ファッションエディター/アートディレクター特集 : YUJI TAKENAKA / タケナカ ユウジ
February 8, 2011
JAMOOL編集部が注目するクリエーターを特集。
作品を通して彼らの想い・考え・志向性に迫る。
NEWWORK MAGAZINE
Photo:Albert Watson
FASHION EDITOR/
ART DIRECTOR
YUJI TAKENAKA
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Photo:Taka Mayumi
FASHION EDITOR/
ART DIRECTOR
YUJI TAKENAKA
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NEWWORK MAGAZINE
Photo : Tiziano Magni
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NEWWORK MAGAZINE issue 2
Photo:Norman Watson
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Robert Geller 2009S/S show
Art direction
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Robert Geller 2007F/W show
Art direction
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NEWWORK MAGAZINE issue 5
Photo:Taka Mayumi
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Italian VOGUE pelle
Photo:Fiorenzo Borgi
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NEWWORK MAGAZINE issue 3
Photo:Will Davidson
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YUJI TAKENAKA / タケナカ ユウジ
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FASHION EDITOR/ ART DIRECTOR
YUJI TAKENAKA / タケナカ ユウジ
1972年:広島生まれ
1996年:神戸学院大学卒業
1996年:バイヤーとしてn°44のショップ立ち上げに携わる
2001年:VOGUE Nipponにて田中杏子氏に師事
2002年:独立
2005年:渡米
2006年:Robert Gellerのクリエィティブディレクターに就任
2007年:ファッションディレクターとして"NEWWORK MAGAZINE"を立ち上げる
2009年:GQ CFDA を受賞
2010年:VOGUE CFDAにノミネート
URL : http://yujitakenaka.com/
- Q1. ファッションエディター/アートディレクターになった理由・
きっかけは何ですか?
-
祖父がテーラーで洋服店を営んでおり、幼少期より生地やミシン等が普通に身の回りにあるなかで育った事がそ
もそもの始まりではないかと思っています。同時に3歳からピアノをならっていて、その後中学、高校、大学と
バンドをしてミュージシャンを目指していた時期があり、大学在学中に誰か(たしかビートたけしさん?だった
かと思うが、、)の、人は2番目に好きなことを職業にするべきだ。という記事を読んだ時に、音楽でなくファ
ッションの仕事に進む事を決意しました。
- Q2. 今の仕事の魅力を教えてください。
-
頭にイメージしたものを、様々なクリエーターの人達と形に残せる事が、一番の魅力でしょうか。
- Q3. ご自身のオリジナリティはどんな部分にありますか?
-
自分自身0から1を生み出す事はできるタイプだと思っていませんが、1を10にする為に、様々なファクター
、たとえば人や場所やモノなどを収集し、凝縮、構築するところに自分らしさがあると思っています。
- Q4. ファッション撮影においてまず最初に考えることは何ですか?
-
テーマとチームワークそしてイマジネーションでしょうか?このどれかが欠けてしまうと、いいものが出来ない
と思っています。
- Q5. これまでの仕事で最も印象的なものを3つ挙げるとしたら?選
んだ理由は?
-
・去年Robert GellerのクリエィティブディレクターとしてGQ CFDAを受賞できた事。
・NEWWORK MAGAZINEのIssue4の撮影時に、写真家のアルバート・ワトソン氏に撮り下ろしをお願いして、ご一緒
させてもらったこと。
・確かNYに移ってはじめての撮影で、ワークブランドの広告でアートディレクターとスタイリストをしたとき、
リアルなモデルがいいとフォトグラファーと話をして、ギャングを撮りに行った事。撮影中、その仲間、2、3
0人に囲まれ普通にいなしていたが、あとでそのギャングはみんな凶悪な人殺しだと知らされ驚いたこと。
- Q6. 特に好きなジャンルのスタイルは?その理由は?
-
もともとレディースの撮影が多いのですが、その中でもマスキュリンな男装した女性のストーリーが好みです。
自分の中で一番強く美しいと思える画だからです。
- Q7. 影響を受けたヒト・コト・モノはどんなものですか?どういう
部分で影響を受けましたか?
-
やはりルーツは、テーラーだった祖父だと思っています。好きなものや、ことがよく似ていると祖母に今でも言
われます。
- Q8. 仕事を通して、死ぬまでに絶対やりたいことは何ですか?
-
美しい本を、自分の集大成として作りたいですね。
- Q9. 最近夢中になっていることは何ですか?
- 毎晩、お腹いっぱいにフルーツを食べる事。
- Q10. 最近お気に入りの音楽・映画・本・アート等はありますか?
-
・映画 Tim Bartonは好きですね。あとは、The PianoとかCABARETなどのバーレスク物は大好きです。
・本 NYのデパート:バーグドルフグッドマンのウィンドウディスプレイを編集した、"DREMS"とか、ロシアンア
バンギャルドの本とかが好きです。
・アート Cindy Sherman、Robert Longo、Allen Jonesあたりが好みです。
・音楽 音楽は特に好きなので沢山ありますが、強いて言うなら10代の終わりから今までずっと好きなグラスゴ
ーのバンド"Teenage Funclub"。年末にライブに行き、今まで以上に好きになりました。あとCraig Armstrong、
以前インタビューをする機会がありましたが、彼もまたグラスゴーのコンポーザー。グラスゴー系大好きです。
- Q11. 今、一番欲しいものは何ですか?
-
1959式のトライアンフ T-110。20代の時にこれに乗っていて手放したので、また欲しいです。
- Q12. 今後の取り組み・お知らせなどあればどうぞ。
-
毎度の事ですが、来月のNYのコレクションでRobert GellerとJ.Sabatinoのショーのクリエィティブディレクシ
ョンとスタイリングを担当します。あとは、NEWWORK MAGAZINEのissue 6が1月末にリリースされます。http://www.newworkmag.com/
- Q13. 最後に、今後のJAMOOLに期待することがあれば教えてください
。
-
末永く、続けて行ってください。今後も楽しみにしています。
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JAMOOLに集う様々なクリエーターが、彼らの作品を通じて、互いに刺激を与え合う。
ここから、新たなコラボレーションを生み出していきたい。

